普段ロードバイクで週末にライドしている自転車乗りの皆さんはロードバイクの一番の魅力である速く軽快に走ることを楽しんでいると思います。
より速く、より遠くへ走るスタイルも良いですがたまにはゆっくりのんびり走ってみたいと思うこともありませんか。
たまにはキャンプなどをからめたゆるポタライドや旅を楽しむのもいいものですよ。
とはいえいきなりロードバイクにたくさんの荷物を積んでキャンプに行くのはハードルが高いですよね。
キャンプ道具もUL(ウルトラライト)なものを、自転車に積むためのバッグ類なども揃えなければなりません。
ということで今ある手持ちの道具を使ってゆるポタライドとキャンプを楽しむことができる術は、と考えた結果、
軽自動車にロードバイクとキャンプ道具を積んでキャンプ場へ、そこを起点にライド&温泉後キャンプを楽しむ
というプランを試してみました。 ※キャンプは初めてです。
プラン内容、かかった費用、満足度、おすすめ度合を考察します。
目的地(キャンプ場)、ライドのコース
目的地は山梨県にある「道志の森キャンプ場」です。
ここを起点にしてロードバイクで山中湖一周ライドを楽しんでキャンプ場へ戻り、軽く昼食を食べて車で近くの温泉「道志の湯」へ、温泉につかってさっぱりした後キャンプ場で設営、飲み、キャンプ飯、焚火を楽しむという贅沢なキャンプ旅です。
出発~キャンプ場へ ※開門前に到着したのに引き返し
「同志の森キャンプ場」は予約制ではなく先着順で場所取りするシステムで7:00の開門時には車の大行列になると聞いていたため早目に到着するよう出発。
5:00くらいに到着し特に先着の車が見当たらなかったので1番乗りかもと喜んでいたら入り口付近でキャンプ場の関係者の方(?)に「開門時間の7:00に来て下さい」と引き返すよう促されました。
来た道を引き返すと近くに道の駅「どうし」の駐車場にたくさんの車が。。。。。
皆さん、ここで待機しているんですね。
無事に入場~場所取り
時間を見つつ、他の車の動きを見つつ、6:30頃に最初の車が動き出したタイミングに合わせて出発。
既に入口付近は車の列がありましたが10分ほどで入場できました。
入場したら車に乗ったままテントが設営できる場所を探しますが、今回はキャンプに同行してくれる先輩が1日前に来て場所を確保してくれていたためスムーズに場所を確保することができました。
ひとりであれば要領よく場所を探してすぐに確保できないとキャンプ場の中でずっとうろうろ探し続けることになりますのでご注意を。
中は非常に広いので、場所によってはトイレ、水道が非常に遠くなりちょっと不便な思いをします。
早速ロードバイクでゆるポタライドを楽しむ 道志の道~山中湖一周
早速、今回の旅の楽しみの一つである山中湖一周ライドに出発しました。
朝の澄んだ清々しい空気を感じながら同士の道を南に進みます。
走り出してすぐにサウナ展示場がありました。
早速停車してちょっと見学。
こんなサウナを家に設置できたらいいなあ・・・・
またちょっと気持ち良くライドを楽しんでいたらお洒落なおCafeを発見。
まだ朝早い時間なので(当たり前ですが)開店していません。
機会があったら来てみたいと思いつつ、またライドを楽しみます。
少しづつですが上り坂になってきました。(まあ、ゆるポタなので軽く心拍が上がってちょうど良い感じの運動になります)
山中湖に着きました。。。。。何かとても気持ちがいい・・・
ここから富士山と湖を見ながらのんびり一周します。
途中で富士山をバックに愛車の記念撮影。
この気持ち良さ、ライドの楽しさはロードバイク特有の軽快な走りからくるものでしょうか。
いつもの週末ライド(結構追い込みます)とは違う心地さを感じます。
ロードバイクの楽しさを堪能してキャンプ場へ戻ります。
走行距離40kmくらい。
キャンプ場へ戻りテント設営
戻ったら早速テント設営です。
カバーから出すと自然に膨らんでテントが出来上がるタイプなので、後は入口のターフ部分にポールを差し込んでペグを打ち込むだけと非常に簡単に設営できました。(同行してくれた先輩が手伝ってくれたおかげですが・・・)
椅子、テーブル、焚火台をセットして完了。
こんな感じです。
椅子に座ってくつろいでみたらキャンプ場の紅葉、雰囲気と川の音ががとてもいい感じです。日常のあれやこれやが吹き飛んで心が穏やかになりますね。
それにしてもこのキャンプ場、凄く混んでいます。。。。人気がありますね。。。。
温泉「道志の湯」へ
もうひとつの楽しみ・・・温泉「道志の湯」はキャンプ場から車で20分くらい走ったところにあります。
14:00頃に到着。
時間帯によってはキャンパーさん達で非常に混むそうですが早目だったためとても空いていました。
(とってもラッキーでした。混んでいるとせわしなくなってしまいます。)
ゆっくりお湯につかってライドの疲れを癒すことができました。
キャンプ飯と飲みと焚火
これもまた楽しみのひとつ・・・・キャンプ飯と飲み。。。。
キャンプは未経験なのでキャンプ用の調理用具など持っていません。
家庭用のガスコンロ、鍋を持参して調理しました。
自然の中で食べる料理は何でもおいしく感じるって本当ですね。
食べ、飲みしながら先輩とキャンプ談義を楽しんで、最後は焚火です。
焚火ってなぜか無心になって見入ってしまいます。
準備したキャンプ用具
今回準備したキャンプ用具です。
借りたものもありますので徐々に買い揃えていきたいです。
①テント(もらい物です)
②シュラフ(Amazonで購入)
③テーブル、ランタン(Amazonで購入)
④ポケットナイフ(100均で購入)※
⑤スパイスボトル(100均で購入)※
⑥料理用油入れ(100均で購入)
⑦アウトドアトング(100均で購入)※
⑧固形着火剤(100均で購入)
⑨ナイフ(100均で購入)※
⑩手袋(ワークマンで購入)
⑪チャッカマン(100均で購入)
※購入したけど使いませんでした。
焚火台、焚き火用シート、椅子は先輩から借りました。
かかった費用
①道志の森キャンプ場 2,800円(1泊&駐車場代)
②焚き火用の薪 500円(キャンプ場で購入)
③道志の湯 700円
④ガソリン代 1,200円
⑤食料代 2,500円
⑥キャンプ用具購入 14,000円
合計 21,700円
キャンプ用品購入代を差し引くと7,700円です。
2日間にわたりロードバイクでポタリング、温泉、キャンプを堪能できて7,700円ならばコスパ良いと思います。
輪行でライドしてホテル(温泉付き)に1泊よりも安上がりですね。
これから輪行プランも試してみたいと思います。
考察
ロードバイク歴は5年ですが、今回のような宿泊を伴う旅は初めてです。
速く走る、FTPを上げる、レースで良い結果を出す以外のロードバイクの楽しみ方、キャンプと合わせて2倍楽しむ、旅する楽しさなど新しい楽しみが広がった感じです。
これからは輪行、ロードバイクでキャンプなどいろいろなスタイルを試してみたいと思っていますが今回の車を移動手段に使ったスタイルは
・キャンプ道具が重くかさばっても大丈夫
・車移動なのでキャンプ場までの距離が遠くても苦にならない
・車移動なのでロードバイクのライドを堪能できる
・テント泊なのでホテルで宿泊するよりも安い
個人的におすすめしたいスタイルです。
皆さんもロードバイクと旅を楽しんでみてください。
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